【都市伝説?】タンパク質の摂り過ぎは、腎臓を壊す。

健康

【都市伝説?】タンパク質の摂り過ぎは、腎臓を壊す。

ヘルス、医療関係、ボディービルなどに携わっている方ならば、もしかしたら一度は耳にしたことがあるかもしれない、この「都市伝説」。

「タンパク質は腎臓に悪い」のでしょうか?それとも、それは全くの嘘なのでしょうか。

ボディービルとは切っても切れない関係にある、タンパク質。

タンパク質は腎臓に悪いのか、について話をしていきますね。

腎臓ってなに?

腎臓 高タンパク質 悪影響

出典 http://pds.exblog.jp

とても簡単に説明してしまうと、腎臓はおしっこを作る泌尿器系の器官の一つになります。腎臓は、そらまめのような形をしており、握りこぶしくらいの大きさで、丁度、腰上部付近に左右対称に2個あります。

1.老廃物を追い出す

腎臓は血液を濾過し、主に、塩分や、老廃物などを尿として体の外へ排出します。イメージしてもらうと、汚い水を濾過するフィルターの様なものでしょうか。

腎臓は老廃物などを尿として排出しますが、体に必要なものは再吸収し、体内に留めるという働きもします。

2.血圧を調節する

腎臓は、塩分と水分をコントロールすることによって血圧を調整しています。

塩分は水を引き付けます。ですので、塩分があるところには水分もあると考えてよいでしょう。この現象を浸透性(Osmosis)と化学では言います。

腎臓はこの塩分と浸透性を上手く利用して、血圧をコントロールしています。

血圧が高いときは、塩分と水分の排出量を増加させることで血圧を下げ、また血圧が低いときは、塩分と水分の排出量を減少させることで血圧を上げます。

また、腎臓は血圧を維持するホルモンを分泌することもできます。レニンというホルモンです。このホルモンの分泌によって、血圧が低いときに血圧を上げる作用をもたらします。

3.血液を作る指示をだす

血液は骨髄で作られますが、腎臓から出るエリスロポエチンと呼ばれるホルモンが脊髄の中にある細胞とくっつきあい、そこで初めて血液が作られます。

4.イオンバランスを保つ

腎臓は体内の体液量やイオンバランスを調節したり、体に必要なミネラルを体内に取り込む役割も担っています。これは、腎臓が老廃物を輩出したり、必要であるものを再吸収することで、このイオンバランスを保っています。

5.丈夫な骨

骨の発育には複数の臓器が関わっています。そして、強い骨づくりにはカルシウムがとても重要になります。

腎臓は、カルシウムを体内に吸収させるのに必要なビタミンDを作っています。腎臓はカルシウム事態は作ってはいないのですが、そのカルシウムの吸収に深くかかわっているビタミンDを作っています。

ですので、カルシウムを十分摂っていても、腎臓が機能していないと骨の発達に支障が出たり、強い骨が出来にということです。

腎臓(じんぞう、ラテン語: ren、英語: kidney)は、泌尿器系の器官の一つ。血液からの老廃物や余分な水分の濾過及び排出を行って尿を生成するという、体液の恒常性の維持を主な役割とする。

出典 http://ja.wikipedia.org

タンパク質は腎臓を脅かす?

腎臓 高タンパク質 悪影響

出典 http://t3.ftcdn.net

さて、腎臓はどのような働きをするのか、解ったのではないでしょうか。

腎臓は、老廃物を排出したり、血圧を調節するなどの働きがあると言いましたね。

「タンパク質は腎臓に良くない」とか、「タンパク質をとり過ぎると腎臓疾患になる」など色々言われています。

ではなぜ、タンパク質は腎臓に良くないというレッテルを貼られてしまったのでしょうか?

タンパク質と腎臓の関係

タンパク質を摂取すると、タンパク質は一度、胃で消化されペプトンという物質に分解されます。

そして、ペプトンは小腸では、さまざまな酵素によって、ポリペプチドからオリゴペプチド、そして、最終的にはアミノ酸とさらに分解されます。そして最終形態のとなったアミノ酸は肝臓へ運ばれます。

肝臓で必要な形のたんぱく質に再合成されますが、その際、アミノ酸の窒素成分の一部がアンモニアとなります。このアンモニアという物質は体には毒となります。

ので勿論、体はこれを排出しようとします。この大部分は尿素サイクルによって毒性の少ない尿素に変換されて腎臓を経ておしっことして排せつされます。

糖分や、脂質とは違い、タンパク質だけは体をつくるエネルギーとして使われた後、息や汗のほかに老廃物(尿素窒素など)となり、腎臓の働きによって排出されます。この老廃物は体から自然に出て行くことはなく、腎臓のみがこの老廃物を排泄することができます。

要するに、タンパク質の分解で作られる老廃物の排出は、腎臓が行っているため、タンパク質をとり過ぎるとその分だけ腎臓に負担がかかるため、この「高タンパク質は腎臓に悪い」と言われているのだと思います。

アンモニア (ammonia) は分子式が NH3 で表される無機化合物。常温常圧では無色の気体で、特有の強い刺激臭を持つ。
水に良く溶けるため、水溶液(アンモニア水)として使用されることも多い。化学工業では最も基礎的な窒素源としてきわめて重要。塩基の程度は水酸化ナトリウムより弱い。
窒素原子上の孤立電子対のはたらきにより、金属錯体の配位子となり、その場合はアンミン (ammine) と呼ばれる。

出典 http://ja.wikipedia.org

研究結果

しかし、本当にそうなのでしょうか?高タンパク質の食事をとると、腎臓が壊れてしまうのでしょうか?

それでは、毎日お肉を食べていると、腎疾患になるのでしょか?

ということは、お肉を食べる文化が多い国は腎臓病の割合も高いという事でしょうか?

なんだか、この理屈はどうも腑に落ちません。私たちの体はそんなにも脆く、シンプルなのでしょうか。


腎疾患 とタンパク質

調べてみたら、この様な研究論文を見つけました。

結果は「高タンパク質の食事は腎臓に悪影響を及ぼした」でした。

しかし、この研究は中等度腎疾患と進行腎疾患の患者さんを対象にしたものでした。 ↓

そして、軽度の腎不全を対象にした研究でも同じような結果がでたようです。↓


健康な腎臓とタンパク質

腎疾患を患っていない、健康な腎臓を対象にした研究も見てみましょう。

結果、高タンパク質が、健康な腎臓に悪影響を与えた研究結果は一つも見当たりませんでした。研究対象者の中には、ボディービルを長年している人もいて、彼らは研究期間に限らず、何十年と毎日、高タンパク質の食事をとってきたのにも関わらず、やはり腎臓に悪影響は見られませんでした。↓

どういうことかというと、腎疾患ではなく、健康な腎臓ならば、どれだけ大量のタンパク質をとても問題は一切ないという事です。そのような結果がはっきりとでています。

確かに、腎疾患を対象にした研究では、ネガティブな結果が見られました。しかし、それは当たり前と言えば、当たり前です。元々、腎臓が機能しきれていないのですから、健康な腎臓と同じ数値がでるわけないですよ。

一番大切で、我々が気になるところは、一般の人たち(筋トレをする人など)、がタンパク質を摂ると腎臓に良くないのかです。

結論は、「そんなことない」です。タンパク質をどんどん摂ってください。

それじゃあ、何が腎臓に悪いの?

ここまで、腎疾患を患っていない限り、高タンパク質は腎臓に悪影響が全くないと解りましたね。

それでは、何が腎臓に悪影響を及ぼすのか、知りたくなるのではないでしょうか。

この記事の主旨とは少しずれますが、調べました。

2つのリスクファクター(危険因子)

腎臓に悪影響を及ぼし、腎疾患の危険にさらすリスクファクターはこの2つです。

1.高血圧

2.糖尿病


です。

45%の慢性腎疾患は高血圧と糖尿病が原因であります。高タンパク質が原因ではありません。よく考えてみればわかることです。普通の人が、お肉を食べ過ぎて腎臓病などになってしまったら、我々はすでにこの世から消えて、とっくの昔に息絶えている事でしょう。

高血圧

腎臓 高タンパク質 悪影響

出典 http://kosotatu.jp

このシステマティック・レビュー(質の高い研究データという事です)では、「高タンパク質を摂っている高血圧グループの方が、血圧が低くなっている」と発表されています。↓

高血圧(こうけつあつ、Hypertension、高血圧症)とは、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態である。高血圧自体の自覚症状は何もないことが多いが、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などの発症原因となるので臨床的には重大な状態である。
生活習慣病のひとつとされ、厚生労働省(2013年度)は男女共に通院者率の最も高い疾患として公表している(2位は男が糖尿病、女が腰痛)。

出典 http://ja.wikipedia.org


糖尿病

腎臓 高タンパク質 悪影響

出典 http://ibiki-byebye.com

高タンパク質の食事と、高炭水化物の食事を比べた場合、「高タンパク質の食事は、2型糖尿病の耐糖能と血糖値を改善した」という結果が出ています。↓

糖尿病(とうにょうびょう、ラテン語: diabetes mellitus、DM)は、血糖値やヘモグロビンA1c(HbA1c)値が一定の基準を超えている状態をさす疾患である。東洋医学では消渇と呼ばれる。なお、腎臓での再吸収障害のため尿糖の出る腎性糖尿は別の疾患である。
糖尿病は高血糖そのものによる症状を起こすこともあるほか、長期にわたると血中の高濃度のグルコースがそのアルデヒド基の反応性の高さのため血管内皮のタンパク質と結合する糖化反応を起こし、体中の微小血管が徐々に破壊されていき、糖尿病性神経障害・糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症などに繋がる。

出典 http://ja.wikipedia.org

まとめ

まとめます。

1.腎臓は老廃物を排出するフィルターの様な役割を果たしている。

2.高タンパク質は、腎疾患には悪影響を及ぼす可能性がある。

3.高タンパク質は、健全な腎臓には全く問題ない。

4.高タンパク質は、高血圧も改善する。

5.高タンパク質は、糖尿病の血糖値も改善する。


どうでしょうか。

研究論文を探すのと、読むのに殆ど時間をくってしまいました。

「タンパク質は腎臓に良くない」と言われる意味が解ったと思います。

タンパク質は腎臓に良くないは、まったくの誤解であります。腎疾患にタンパク質は余分な負担をかけるが、健全な腎臓に対しては全くの問題はありません。

世界中で、行われた研究、そして、研究論文でもそのように発表されています。

ですので、もし、心配な方はこれで明日からお肉を気にせず食べることができるようになったのではないでしょうか。

そして、ボディービルをしている方は特に、一般の人と比べるとタンパク質の摂取量は多いはずです。(笑)

ボディービルと言えども、奥は深いですね。

毎日が、学びであります。

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